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大史 (スリランカ) : ミニ英和和英辞書
大史 (スリランカ)[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

大史 (スリランカ) ( リダイレクト:マハーワンサ ) : ウィキペディア日本語版
マハーワンサ[らん]
マハーワンサ (, 訳:大史, Mhv.〔Malalasekera, ''Dictionary of Pali Proper Names: Pali-English,'' p. xvi, retrieved Sept. 19, 2010, from "Google Books" at http://books.google.com/books?id=LEn9i9pnRHEC&pg=PR16&lpg=PR16&dq=Mhv+%2BMahavamsa&source=bl&ots=5Yuh9FVCCy&sig=D-jBgZuXw8chZovrlwBfXtywCdY&hl=en&ei=FUGWTN-uG8Pflgfb1aCkCg&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=1&ved=0CBcQ6AEwAA#v=onepage&q=Mhv%20%2BMahavamsa&f=false .〕 あるいは Mhvs.〔Rhys Davids (リース・ディヴィッズ) & Stede (1921-25), '':en:Pali Text Society (パーリ語学会) 's Pali English Dictionary'', "B. List of Abbreviations," retrieved Sept. 19, 2010, from "U. Chicago" at http://dsal.uchicago.edu/dictionaries/pali/frontmatter/abbreviations.html .〕 とも略す) はスリランカの王についての物語をパーリ語で詠んだ叙事詩英語によるマハーワンサの概略 〕である。成立の最初期には、古代のベンガル西部ラール地方からウィジャヤ王が紀元前543年にスリランカに来たことに始まり、マハーセーナ王の死までが含まれている。
マハーワンサの印刷、製本および英語への翻訳は1837年にジョージ・ターナー (歴史家でセイロン政府の公務員でもあった)によってなされた。ドイツ語への翻訳は1912年のヴィルヘルム・ガイガー (Wilhelm Geiger) によるものが最初であるが、このドイツ語訳がメイベル・ヘインズ・ボード (Mabel Haynes Bode) によって、ガイガーの校訂の元、さらに英語に翻訳された。
==歴史==
マハーヴィハーラ(大寺派)の僧侶たちが、紀元前3世紀からスリランカの歴史の記録を語り継いでいた。バラバラだったそれぞれの記録を、5世紀に仏教の僧侶マハーナーマ (Mahanama of Anuradhapura) が統合して一つの物語とした。これは、元はシンハラ語で伝承されたとされるアッタカター文献類の内容が根底にある。マハーナーマはアッタカターの内容を全面的に真実であるとし、その旨をマハーワンサの前文「マハーワンサ・ティーカー ()」に述べている〔 Hermann Oldenberg, Dipavaṃsa, an ancient Buddhist historical record'' 〕。またマハーワンサは、同じく古い歴史の記述であるディーパワンサ (島史、パーリ語) を拡張したような構造になっている。ディーパワンサは、マハーワンサよりも記述量は少ないが、やはりシンハラ語の記述に基づいて成立したと考えられている。
マハーワンサに付属して伝えられていて、シンハラ語を母語とする僧侶によって翻訳されたと考えられているチューラワンサ(小史)は、4世紀から1815年にスリランカが大英帝国に征服されるまでの歴史をカバーしている。その長い歴史の中でチューラワンサはたびたび編纂され直している。
「マハーワンサ」は場合によってはチューラワンサを含んで指されることがあるが、その場合は2000年以上にわたる歴史の記述であり、中断や途切れた部分のない記述としては世界で最長である。またウィジャヤ王がランカー島に来る前の、ナーガ (Nāgas、en) 族やヤッカ族 (Yakkha、en) に関する記述としてはほとんど唯一である。
またマハーワンサにはインド王朝の歴史も含まれており、インド亜大陸における当時を伝える貴重な資料でもある。特にマウリヤ朝アショーカ王を聖なるものと見るようになる (聖別) 年代を示す点で貴重であり、これによってアレクサンダー大王セレウコス朝との関係を推察することができる。
インドのサンチを始めとしていくつかの場所で、アショーカ王に関するマハーワンサの記述が正しいことが確認されている。またスリランカの島内では主にシンハラ語の碑文が多数発見されており、マハーワンサの記述の傍証となっている〔Geiger's discussion of the historicity of the Mahavamsa ;Paranavitana and Nicholas, ''A concise history of Ceylon'' (Ceylon University Press) 1961〕〔Karthigesu Indrapala, ''Evolution of an Ethnicity'', 2005〕。この点で、マハーバーラタラーマーヤナなどが史実に関する記述をもたないのと対称的である。もしマハーワンサに史実を記録すると言う特質がなければ、ルワンウエリサーヤ (Ruwanwelisaya)、ジェータワナラーマヤ (Jetavanaramaya)、アバヤギリ・ダーガバ (Abhayagiri Dagaba) などのアヌラーダプラストゥーパは知られないままだった可能性もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マハーワンサ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mahavamsa 」があります。




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